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あががが意味のわからないものが出来ました・・・・・!結局何が言いたかったのか判らないあたり私らしいかと。

そんなわけで、ば たん(倒)



見解の相違

求めるものの違いだ。
闇か、光りか?
そうでなければ、見解の相違。
前を見ることが貴いか、過去を振り返る事が貴いか。
二択しかないとすれば、自分は前者で、あいつは後者。
あいつは自分に『お前は子供のままだ』と、のたまったけれど、それこそ、あれだ。
見解の相違、というやつ。
前を見る自分は、子供だろうか?
いや、そうなのかもしれない。
だって、自分よりも、癪だけれど遥かに頭の良いあいつが、子供だ、と言い切るのだから。
けれど、どうだろう?あいつはその天才的な頭をもつ、馬鹿でもある。
過去を振り返って、何も出来なかった自分を悔やんで、行動を起こした兄を憎み、それだけを思って生きてきた?それこそ、自分にしてみたら酷く子供のすることに思われる。
好きだったおもちゃを取られて、仕返しに行くのとどう違うのだろうか、と思ってしまうのだけれど。

「だいたいにおいて、アイツ、里抜けしたら『うちは一族復興』はできなくなるってこと、わかってんのか?」

呟いた言葉が、風に流れる。
隣の少女が、鼻で笑った。

「判ってないんじゃないの?だってほら、サスケ君て、頭の良い馬鹿だから」
「ねー」

子供なら子供らしく、意地を張ればいいのに。
平和惚けした平和な里で、強くなりたい、とほざいていればよかったのに。

「や、意地張りすぎたから、里抜けたのか」
「子供だから」

これは、感謝するべきなのだろうか?あいつのおかげで、今自分は強くなれる。
でも、望んだ未来じゃないのに?

「あー・・・・・・平和でいたかったってばよ!」
「ガキ」

望んだ未来は、戻ってくるのだろうか?
少なくとも、あいつは取り戻すけれど。

「平和、ね・・・。良い響き」
「だってば」
「あ、でも、ほら、あんたに完璧な『平和』って、あるかしら?」
「あー・・・・・ありえねえってばよ・・・」

この胎に獣がいる限り、平和が自分にはありえない。

それでも、求めるものが闇ではなくて光りである限り、平和はついてくる、と思う。
つまりそれはやっぱり、見解の相違なのだ。

「平和でいてー!」
「ばーか!」

子供は夢を見るものだ。

だって、平和が一番だろう?
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