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「さーて、次はサスケの番だってばよー?」
「・・・ちっ」

サクラから始まったこのイベント、既にキバとヒナタとシノのコサージュが投げられていて、それぞれ、キバの色はヒナタに、ヒナタの色はナルトに、シノの色は、上から直滑降してきた烏に取られている。
そんなわけで、中盤の大物、やっとこさ、うちはサスケの出番だ。

朝礼台に、いかにも面倒臭そうに上る。
そして、いのとサクラが目を輝かせる中で、振りかぶって、投げた。
あくまでも例えれば、だけれど、おもちゃを『とってこーい』と投げられた犬のように走る美女二人を他所に、ナルトがじと目でサスケを見やる。
視線に『何だ』と返してやるが、そこはもうバレているようだ。
ふう、とひよこ色の上で手を広げてやれば、其処から青の色をしたコサージュが落ちてくる。

「何やってんだってばよお前・・・・」
「さあな?」

が、とりあえず最初に決めたルール―もうこの時点で『くだらない遊び』ではなく『何か、を賭けた戦争』のようになっているけれど―では、『最初にとった人のもの』なので、貰っておく。
ぶつくさ言いながら戻ってきた少女たちを何とか宥めて、イベントは再開された。

いのは、サスケめがけてコサージュを打ち、見事に避けられてポスン、と嵌ったのはシカマルの手の中。
『あんた何ちゃっかり取ってんのよー!』と叩かれた。

そんなシカマルは、というと、こちらもサスケに負けず劣らず、というか寧ろ超える勢いでやる気がない。
朝礼台の前にナルトを呼び寄せると、その手の中に自分のコサージュを収めた。

チョウジに至ってもそれはあまり変わらず、一瞬だけぱりぱりと菓子を食べるのを止め、シカマルに渡す。
食い物以外には、あまり興味がないのだ。

さて、全てを投げ尽くした子供たちは、最後の最後で又騒ぐ。
それは『疲れた』だったり『めんどくせえ』だったり『お腹すいた・・・・』だったりするわけだけれど、如何せんとりである。
とりあえず、とって置こう。
シカマルとチョウジは蚊帳の外に置かれたが、あとのやつらはみんな朝礼台に集まった。

とん、とん。
金具の音をさせながら、ナルトが朝礼台に上がる。
くるり、と校舎の方を向いて、サクラのように仲間に背を向ける。
すう、と息を吸ったナルトが、笑った。

「今までお世話になりました!せぇーのっ!」

投げられた、黄色のコサージュ。

ナルトが、振向いた。

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誰が取ったかはわからない、っていう。
まぁ、オチというかなんというか、ですが。
あれです。
結局即興です。赦して涼さん・・・・・・・・・!

びーばすらーんぷ!これでも書けるようになってきたほうだぜー!
さてと、これも拍手に突っ込んでくるかー。
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ウフフフフ
2007/01/24 (Wed) 22:51:42 EDIT
ありがとうととこ。
ていうか仕事はやいなおまえ…!
超絶遅筆の身として憧れるわ。

いいね青春いいね!(どろっどろのすさんだ爽やか?ナニソレ小説しか書けないのわたし)

ていうかサスケさんだよ。サスナルだよ。うん。



スランプは天才にしか訪れないんだって。喜んどけ!

頑張ってくりゃれ。負けるでないととこ。


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