あーもーどうしよう大好きだよ････････！

もし私があなたを好きだといったら、あなたはどうしますか。何か言って、くれますか？嘘ではない、と、それは判るだろうから、愕くでしょうか。それとも、迷惑だ、と突っ返すでしょうか。
私は馬鹿正直で、でも、馬鹿、では、ないんです。鈍いわけでも、ないんです。少なくとも、この気持ちに気付けるくらいには、鋭い。私自身の、だけれど。
嘘はつけません。吐き方がわからないから。でも、代わりに、本当のことだったら。声を大にして言う事が出来ます。私はあなたが大好きです。



ただ、これを言ってしまったら、この関係は壊れてしまうだろうから、私は、鈍いままの私、を、もう暫く、続けようと思います。



卑怯者で、ごめんなさい。だけど仕方ないんです。これは、あなた、だけ。


好きなんですよ。


呟いた言葉は虚空に消えて、隣に居た、あの人には、届かなかったと思う。でもそれでも、ああそう、と、それだけ答えてくれたあの人に、笑顔がこぼれてしまう。空が青い、と言ったら、快晴だから。と返してくれた。私、嘘は吐けません。知ってる。私、私、馬鹿正直だし、天然ボケだって言われます。そうだろうね。･･･････でも、でも、鈍くはないんですよ･･････？うん････それも、知ってる。

そんなところも、すきなんですよ。


私も知ってます。あなたが残酷なほどに優しいこと、を。(そしてその優しさが私以外には注がれない事も、私は知っているんです)