小話＠なると

　糞餓鬼が、と謂われた。よく、謂われる。そしてその度思うのだ。

糞垂れていられる餓鬼の時節は疾うに過ぎて。

　この糞餓鬼が、殺されたくなかったら云々かんぬん。そんな言葉ばかり投げつけられる職業もそうそうないだろう。見ず知らずの、赤の他人にあろう事かうんこ呼ばわりされるのだ。しかも、うんこの次に来るのが、餓鬼、って。このアラウンドサーティ捕まえて、子供もないだろう。と、バディを組むサスケに同意を求めると、子供に見えんだろ、と鼻で笑われた。非常に不愉快ダッテバヨ。順調に、世に謂う厨二病の階段をせっせと二段飛ばししていた黒歴史に終止符を打ってやったのは誰だと思ってやがる。俺にしてみりゃあ、お前の方が立派にうん子共だっつーの！　とはよく謂わん。ただ、思うだけだ。何故なら、言葉を返さなければそれだけでちょっと慌てる元厨二病クランケがいるから。ただ、思うだけだ。

「……」
「おい、」


※※※

ここまで書いてなんだが、これ書いた記憶が殆どない。
例に漏れず就寝前の手慰みー。