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私は私のことが大好きなの。だから、きっと、私は貴方達のことも大好きよ。妄想の産物。空想の産物。いつか聞いたお話達の、その形。私は金の髪の毛ではないけれど、アリスになれるかしら。ねえ、なれるかしら? 貴方達が私をアリスにしてくれたら、私はアリスで居られるわ。そうでしょう?
私はアリス。この国のアリス。金の髪ではないけれど、貴方達を愛しているわ。
貴方達はまるで私の分身で、とても素敵よ。歪んでいて。



(ねえ、チェシャ猫、もしも私がとても幸せだったなら、この国は歪まなかったのかしら)

もしも私がとても幸せだったなら、この国はありえなかったのよ。(チェシャ猫の私が、呟いた。)にんまりと笑ったその顔から流れる『私』の声に、私は溜息をついて、いけない、いけない。
『チェシャ猫』
「なんだい、僕らのアリス」
()

「私今、とっても幸せよ」
「そう」
「この国は、この世界は、消えないのかしら? 私はこんなにも幸せなのに?」
「・・・・・・僕らのアリス、アリスがそう、望むなら、」

『まさか。 そうでしょ、チェシャ猫?』

私はとっても幸せだけれど、貴方達が居なくなってしまったら、私はとっても不幸せ。(だって、貴方達は違わず、私なんだもの)



****

俺が主人公を書くとこうなることはわかってたさ。なんでみんなこんなに嫌味キャラになるんだろうかまったくもって理解できないんだけれど。
猫アリもえええええええええええええええええええ。とか叫んでみる。愛。

そして猫は天然攻めだ。どうする、アリス。
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