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ネタです。
半ばオリジナルです。
ネタです。
馬鹿です。
終わってねえ。
ある意味オワッテル。






 僕だけ、だった。僕だけ、特別だった。
 ウェスペルティリィオーが君臨する前の話。五百年以上昔の話。歯車が狂った頃の話。

 彼にかなうものは居なかった、はずだ。

「素晴らしい女を見つけたぞ」

 城主は各地で見つけた「素晴らしい女」を侍らせて、笑った。その膝元には必ず少年が居る。お前もきっと気に入る、と言われて、笑った。
 素晴らしい女、とは、人より優れた容姿や教養、飛び抜けた某かを持つ女を指すらしい。城主は並外れた容姿、教養、純粋な力を振りかざし、意の向くまま女を従えていく。
 少年は、素晴らしい女たちを気に入ったことなど一度たりともないのだけれど。

「ねぇ、その女の人たちと僕だったら、どちらが大切?」
「愚問だな」

 そうして、少年を抱えて、端正な顔を歪ませる。笑っているのだ、と知った時は、やたらおかしかった。

「今度の素晴らしい女は誰?」
「見ればわかる、どれだけ素晴らしいか」

 いつだって言うことは変わらない。女たちは誰も彼も他に嫉妬などしていないようだった。城主は子である臣下を使い、女たちを唆し、惑わせ、騙して城へ連れてくる。最初は警戒を露わにする女たちは、けれどその内諦めるのか、絆されるのか? 己の立場に何らかの境界を引き、あらがうことを止める。行き着く場所は変わらない。





過去話がお好きですねととこさんはええおい。コイツ誰だろう(´・ω・`)書きたいことが走りすぎて前置き適当すぎ。しかも書きたいことに入る前に力尽きたという珠玉の逸品。

だめだもう頭痛いし。
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