穢れの輪廻

気分悪い。
気持ち悪いんじゃなくて、気分が悪い。
なんだろ、むかつく、とか、そういうの。
部活とか、学校関係じゃない。
別に、無くても平気だし、生きていくのに必要ないもの。
だから、切り捨てる事ははっきり言って簡単で、だけど、それすらもめんどくさい。
『アレ』の為だけに、俺が動くのが、めんどくさい。
うるさい。うるさいんだよ。
アレだって、俺がいなくても平気なくせに。

あぁもう、どうでもいい。

部活に行けば、すっきりするのに。
部活が無いから、すっきりしない。
明日は誰かに会えるかな。
明日は誰に会えるかな。
それだけを考える。




どっかに誰か落ちてませんか。



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荒んだ気持ちのまま

僕は藻掻く

歪んだ想像を消すように

僕は足掻く

苦し紛れの息継ぎも

暗い海底に飲み込まれ

負の涙が頬を伝わず水に失せる

全て流れてしまえば良いのに

全て溢れてしまえば良いのに

どうして僕は僕のまま

哀しみに穢れた海に漂う




生まれ変わる事も出来ず
ただ腑る