あー

　その場で断ろうが構わない、ただ、私の顔を立てる為に会うだけ会ってくれ、と下げたくもないだろう頭を下げられた。知ったことか、そう思った。

　ワンコール、ツーコール、スリーコールで電話に出た彼女に、珍しい、と思い、同時に、こんな時ばかり、と少し憂鬱になった。

「もしもし、久美子……？」
おー、沢田、丁度良かった！　電話しようと思ってたんだ。出来たら会って話したいんだけどさ、今からうちに来られるか？




「実はさ、私、お見合い……することになってな……？」
「ッ……見合い……！？」
「あ、いや、見合いっつっても、なんつうか、人助けみたいなもんでさあ」

　久美子の話を要約すると、龍一郎が世話をしていた組の又繋がりの小さな組の次期組長と言われている男が、厄介な女にまとわりつかれている為、偽装の見合いを行ってほしい、と言うものだった。

「厄介、って？　ストーカーってことか？」
「いや、その類ならなんとでもなる。厄介ってのは、その子が、サツの娘さんだってことらしいんだ」

って話を書いてて絶賛スランプに陥ったので、最後まで割と中身固まってるから誰か書いてくれ代わりにーもー(´・ω・｀)