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2010.10.12 Tue 01:53:36
なよなよとした動き方でナルトが逃げたり投げたりするものだから、サスケは暑さも手伝って‐八つ当たり気味であることなど高い棚の上に置いて‐マジでキレる5秒前だった。
大体、この糞程暑い炎天下、体力ばかりありあまる脳みそ筋肉野郎とひたすら体術ばかりやらされて、既にサスケの思考はショート寸前どころかショート今ナウ、だ。熱射病になったらどうしてくれる、と同じ班の紅一点が担当上忍に詰め寄ったが、ならないように気をつけろ、と返されていた。ならないように気を付けるが故の言い分だ、しゃーんなろう。
それにしても、である。
サスケは目下苛立ちの誘因二番手と言っても言い過ぎじゃない、この、現在対峙しているうずまきナルトを、その苛立ちを隠さない目でもって睨み付けた。いつもはもっと、直線的に止まらずに踏み込み、ガキにしてはそこそこ重い拳を繰り出す筈のコイツが、今日は、おかしい。偶に止まりかける足、打ち込まれた拳にも力はない。サスケがチャクラを脚に集めてトンと一つ後ろに下がると、半テンポ遅れてナルトが飛び込んでくる。サスケはもう一つ地面を蹴り、木に脚をつけると反動でナルトに向かって飛び出し、そのままの勢いで、殴りつけた。どうやら腕でガードしたらしいナルトだが、それでもゴロゴロと土埃を上げながら吹っ飛んだ。
スッともしやしねえ。
「カカシ、いつまでこんなのとガキみてえにど突きあってりゃいい?」
サスケのその容姿だってどこまでもガキ儘であるが、わざわざ煽って血管を切れさせることもあるまい、と、カカシは有害図書を口元に当てながら、んー? とサスケに視線を向けた。
「サスケ、機嫌悪い? バテ気味か?」
「ほざけ……そこのウスラドベがあまりにも身が入ってなさすぎて、こっちのやる気が萎えるっつってんだ」
「な! 身が入ってないってなんだってばよ!」
「フン、腹が痛ェのかなんなのか知らねえが、庇いながら動きやがって……大方朝飯で腐った牛乳でも飲んだんだろうが……やる気ねえなら、帰れ」
「……ナールト、お腹、痛いの?」
「い、たくなんか……」
「なよなよなよなよ動きやがって……手前は女か」
「ぬぁ! そーゆーの、男尊女卑だってばよ!」
女でもサクラの方がよっぽど動きが良い、と言いかけたところで、そのサクラがナルトに近寄った。小声で、話す言葉はけれどサスケの耳にも聞こえる。
***
サスナル子ネタ。
大体、この糞程暑い炎天下、体力ばかりありあまる脳みそ筋肉野郎とひたすら体術ばかりやらされて、既にサスケの思考はショート寸前どころかショート今ナウ、だ。熱射病になったらどうしてくれる、と同じ班の紅一点が担当上忍に詰め寄ったが、ならないように気をつけろ、と返されていた。ならないように気を付けるが故の言い分だ、しゃーんなろう。
それにしても、である。
サスケは目下苛立ちの誘因二番手と言っても言い過ぎじゃない、この、現在対峙しているうずまきナルトを、その苛立ちを隠さない目でもって睨み付けた。いつもはもっと、直線的に止まらずに踏み込み、ガキにしてはそこそこ重い拳を繰り出す筈のコイツが、今日は、おかしい。偶に止まりかける足、打ち込まれた拳にも力はない。サスケがチャクラを脚に集めてトンと一つ後ろに下がると、半テンポ遅れてナルトが飛び込んでくる。サスケはもう一つ地面を蹴り、木に脚をつけると反動でナルトに向かって飛び出し、そのままの勢いで、殴りつけた。どうやら腕でガードしたらしいナルトだが、それでもゴロゴロと土埃を上げながら吹っ飛んだ。
スッともしやしねえ。
「カカシ、いつまでこんなのとガキみてえにど突きあってりゃいい?」
サスケのその容姿だってどこまでもガキ儘であるが、わざわざ煽って血管を切れさせることもあるまい、と、カカシは有害図書を口元に当てながら、んー? とサスケに視線を向けた。
「サスケ、機嫌悪い? バテ気味か?」
「ほざけ……そこのウスラドベがあまりにも身が入ってなさすぎて、こっちのやる気が萎えるっつってんだ」
「な! 身が入ってないってなんだってばよ!」
「フン、腹が痛ェのかなんなのか知らねえが、庇いながら動きやがって……大方朝飯で腐った牛乳でも飲んだんだろうが……やる気ねえなら、帰れ」
「……ナールト、お腹、痛いの?」
「い、たくなんか……」
「なよなよなよなよ動きやがって……手前は女か」
「ぬぁ! そーゆーの、男尊女卑だってばよ!」
女でもサクラの方がよっぽど動きが良い、と言いかけたところで、そのサクラがナルトに近寄った。小声で、話す言葉はけれどサスケの耳にも聞こえる。
***
サスナル子ネタ。
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