忍者ブログ
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
カテゴリー
最新CM
(05/16)
(03/07)
(11/08)
(11/08)
(11/04)
リンク
最新記事
最古記事
アーカイブ
ブログ内検索
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

そこにあるのは
無くした気持ち
見つからないのは
亡くした気持ち
PR
かかと
靴をはいて歩く度に
酷く擦れて傷んだ
慣れないんだ

下ろしたばかりの靴をはいて
僕は見知らぬ町を見た
慣れないんだ

友達はいなくて
だからそれが詰まらない
慣れないんだ

回りまわって
やっぱり続くのは
螺旋階段
上を見上げても
其処に在るのは
半径1mの円
終わるか終わらないか
そんなもの判らない
だけどだから面白い

かかと
靴をはいて歩く度に
酷く擦れて傷んだ
慣れないんだ
今はまだ
慣れないんだ
これからそっと
一つずつ扉を開けて
慣れていくんだ

一つずつ
扉を開けて

そこには確かに愛がある。
だから手を伸ばすんだ。
そうだろう?
夢のない世界に生れ落ちた僕等が
夢を見るようになるまで
どれだけ旅をするか判らないけれど
何処を探し回っても。
確かに愛が存在する。
事実だろう?

だから、てを、のばすんだ。

愛を象った世界を掴み取る為に。
見つけてしまった
逃げられなくなった
愛してしまった
捨てられなくなった

願わくは
私の周りには捨てたいものばかり。
私の周りには捨てられないものばかり。

取捨選択なんて糞喰らえ。
私は全部取って進む。
取捨選択なんて必要ない。
私は全部欲しい。
欲張るだけ欲しい。

その分だけ欲しい。
卒倒するくらい。
あなたが倒れこんでしまうくらいには、私はあなたが好き。
だからあなたが私を嫌っているのもわかっているし、でも、だから、好き。
だって私は。

手を伸ばした先に、どうして夢があるだなんて信じるの?
呟いた言葉はどうやらあの人に酷い衝撃を与えたみたいで、ぎり、と歯をこすった音が響き渡った。
夢、でしょう?夢は所詮、夢なのでしょう?

しっかりと生きていく?
やめてよ。しっかりとなんていきたら、私の人生とてもつまらないものになる。
あなたと生きていく?
やめてよ。あなたと生きたら、私の人生は薔薇色になる。
どうして、私が、私の意志以外で、動かなければ成らないというの?
馬鹿を言うのも大概にしなさいよ。

蹴り上げた地面はやっぱりそのまま私の足元にあって、だから詰まり私はちっぽけ。
空と陸と海とを反対にさせることなんて、当たり前だけど出来るわけなくて、それでも。
それでも私は、信じてる。
誰でもない、私を。
私の可能性を。
それは、例えば、空と陸と海なんかを、反転させる事。

せーので背伸びしたら
知らない世界が見えてきた
虹のかかる空を渡って
二人で何処まで行こうか?
いつかの約束忘れないでいて
指切りしあったあの日
君はまだ覚えている?
足踏みしたあのままで
どうしても
ねえ
見えない世界があったでしょう?
地に足をつけて
それじゃあ走れないじゃない
夢は遠くへ行くのに
縋る事さえ出来ない
そんなの夢を持ってないのと
同じだから

いち にの さんで飛び跳ねたら
知らない扉が見えてきた
虹のかかる空を渡って
二人で何処まで行けるかな?
二人なら何処まででも
行けるかな?

まだ見えるよ

私にあなたの気持ちがわからないように
あなたには私の気持ちがわからないはず

これは絶対の定義
変えられない事実

あなたは苦しい
私も苦しい
誰もわかってくれないから

あなたは一緒
私と一緒

だけどあなたには他の『人』がいて
私には誰もいない
隣にいても気付かない

だから私も気付かない
何を言われても判らない

なにも判らないまま
私に近付くなんて許さない

赦されると思うな

あなたは私と似ているのだから

覚えておいて
あなた
あなたが探すそこに
私の姿がない事を

覚えておいて

彼の人が愛す人の中に
私の姿がない事を




----------------------

好き=嫌いだからね。
あーやだやだ。
我笑い佇み素方の色や知る
夜暮れる襠希福懇願に北総笑む

えげつ無く罪深く憂い悪きし
夢惑い鐘鳴らん地は紅恋に血彩の如く散り舞わん


夢弄び雨摘火失え

今一度の命祈り生へ執着せん


寂…


------------

例えばこんな夜に
君が居てくれたらと
叶うはずのない願いを
必死になって想う

長い長い永久のような微睡みの中
ずっと一緒に居てくれた君だから
気付いてくれると想ったのだけど
気付いて欲しいと想ったのだけど

いつの間にか君は
僕の元から離れていった
羊皮紙に書かれた手紙を読んだのは
もうとうに昔

穢れた僕の
多分最後の子守歌
掠れた声で
独りで泣いた

もう居ない
君を想って

------------

ていとーーーーーーーーーーーーーーー!


ふぅ。
忍者ブログ | [PR]

(C)客喰う柿。 / ブログ管理者 ととこ
Blog Skin by TABLE ENOCH